「フロントライン」見てきたぁネタバレになりそうなので伏せるよお続きを読む全員誠実ガチ演技してる最中で光る吹越満。輝いてたな……(そこ?)あのキャストバランスの中で、そしてあの最中の空気で「いたら」確実に信じてしまうけどどこか絶妙なうさん臭さが光るラインで吹越満を選んだのは強すぎたよ。めちゃくよかったな、吹越満。あとすっかり松坂桃李くんが役人顏になったのが面白すぎる。なんかわかるんですよね。そして、「責任者なのはわかるし、苦労してるのも分かるのに「作品画面」として派手なこともしてないのになんか軋轢だけあるんだろうなあという「空気感」がめちゃくちゃ責任者の小栗旬の存在感というか空気感のうまさ。絶対男同士の関係が好きなひとが作ったとわかるキャラバランス。作品を丁寧に作るぞという意気込みを担ってくれるだろう役者そのものに対するパッションを感じた。作者の空気感への信頼というかあてがきに感じましたんねえ。だって「これ」をやってくれるのは「三村さん」だけじゃん?ってのすごいわかるもん。印象的だったのは映画終わったあとで後ろから聞こえてくる「ていうかコロナだってもう終わったわけじゃないやん」みたいな一言が、この映画のポジションを難しくしているなあと思う。一方でもう五年前なのかという気持ちと、五年たつとこう描けるのか……という気持ち。わたしも結構船で感染ってwって他人事のように見ていた立場でこんな状況だったのかと思うと、考えるものがありました。マスコミやインターネットの振る舞い……ツイッターがいちばん盛んな時期でしたねえ。そういえば突然に思えた医療従事者に感謝ムーブが起きてたよなあ……と思ったけど、こういう積み重ねからああいうかんじになったのかなあ。いきなり「革新」的なことは起きない。しんしんとあの時の混乱、怖さ、命のやりとり、それらをぐっとあのコロナの時期のなにもわからなかった気持ちに連れ戻してくれるような作品でした。今、だから見て、いいと思う。それでどんな思いを抱いても構わない。わたしはあの時期、コロナと一緒にすごくつらいことがあって、だから今は胸がざわざわしている。畳む 2025.6.21(Sat) 21:05:51
ネタバレになりそうなので伏せるよお
全員誠実ガチ演技してる最中で光る吹越満。
輝いてたな……(そこ?)
あのキャストバランスの中で、そしてあの最中の空気で「いたら」確実に信じてしまうけどどこか絶妙なうさん臭さが光るラインで吹越満を選んだのは強すぎたよ。
めちゃくよかったな、吹越満。
あとすっかり松坂桃李くんが役人顏になったのが面白すぎる。
なんかわかるんですよね。
そして、「責任者なのはわかるし、苦労してるのも分かるのに「作品画面」として派手なこともしてないのになんか軋轢だけあるんだろうなあという「空気感」がめちゃくちゃ責任者の小栗旬の存在感というか空気感のうまさ。
絶対男同士の関係が好きなひとが作ったとわかるキャラバランス。
作品を丁寧に作るぞという意気込みを担ってくれるだろう役者そのものに対するパッションを感じた。
作者の空気感への信頼というかあてがきに感じましたんねえ。
だって「これ」をやってくれるのは「三村さん」だけじゃん?ってのすごいわかるもん。
印象的だったのは映画終わったあとで後ろから聞こえてくる「ていうかコロナだってもう終わったわけじゃないやん」みたいな一言が、この映画のポジションを難しくしているなあと思う。
一方でもう五年前なのかという気持ちと、五年たつとこう描けるのか……という気持ち。
わたしも結構船で感染ってwって他人事のように見ていた立場でこんな状況だったのかと思うと、考えるものがありました。
マスコミやインターネットの振る舞い……
ツイッターがいちばん盛んな時期でしたねえ。
そういえば突然に思えた医療従事者に感謝ムーブが起きてたよなあ……と思ったけど、こういう積み重ねからああいうかんじになったのかなあ。
いきなり「革新」的なことは起きない。
しんしんとあの時の混乱、怖さ、命のやりとり、それらをぐっとあのコロナの時期のなにもわからなかった気持ちに連れ戻してくれるような作品でした。
今、だから見て、いいと思う。
それでどんな思いを抱いても構わない。
わたしはあの時期、コロナと一緒にすごくつらいことがあって、だから今は胸がざわざわしている。
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