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ほろた
2024/01/8 18:21
アンゼロがサ終した話
ソシャゲで半年という期間はほぼデバッグのようなものじゃないのだろうか、いやそんなことはもちろんないのだけど一年待たずして店仕舞いとは衝撃だった。
運営のコリーと言えば私は前にオンエアをプレイしたがガチャが渋すぎたのとストーリーの主人公のキャラがぶれたので撤退し、続いてまほやくをプレイしたが、公式で推奨される組み合わせについていけておらず、ここでしがみつくの難だよなと思ってほぼプレイを止めている。
そんなわけで何が言いたいのかというと、アンゼロリリース当初、コリーの作ったソシャゲという時点で自分のなかではかなり信用がなかった。
あれやこれやと難をつけ、またどうせ裏切られるのなら、嫌いになってしまおうと面倒くさい恋人のような心構えでプレイし、やっぱり難を見つけてはそら見たことか!とあてつけのように愚痴を言いながら一旦アンインストールした。
で、ハマった。
アンゼロは実際難があった。恋愛ストーリーがメインだというのに対象相手全員の個別ルートが読めるわけではなかったし、石の配布が渋ければガチャも渋いし、アイテムも落ちにくい。イベントは課金必須だし、本編も粗がないわけではない。探偵もの、裏社会もの、として舞台が整えられてるわりには、迫力はなく、完全ミステリーというほどのものではなかった。
女性向けとされるゲームは、男性客層に向けられるゲームと比べて結構作りが甘い。客層の規模が違うのだから当然ではあるのだが、それは結構がっかりさせられる話だ。
ではどこがよかったのか。
これは個人の感想なのだが、最近の女性向けゲームは基本的には男キャラ同士の組み合わせを眺める類いのものが多い。私は男同士の関係の話や二次創作をするが、基本的にはソシャゲで提供される男同士の組み合わせにあんまりツボがはまらないという個人的な好みがある(例外の作品もあるが)上に、ユーザーキャラと推しの組み合わせを好むのである。
そう、アンゼロはめちゃくちゃその好みに合致していた。だってそもそも、一生の恋をしようという、恋愛物語なのだ。
私がアンゼロに舞い戻ったのは推しのブライダルイベントが開催されたからだ。イベストを読んで気づいたのだ。
この作品ラブコメだ。
最初からアンゼロは恋のはなしだと言っているにも関わらず、まじで信用しておりませんでしたが、まじでラブコメだったことに衝撃を受けた。上記のような女性向けソシャゲ風潮がある最中で、このゲーム、男女ラブコメガチでやろうとしている………………………………………………
マンスリーパスを購入し、アンゼロにハマる日々が始まったのである。もちろん欠点のあるゲームにたいしてラブコメ無罪というわけではない、いや本当はラブコメ無罪なところはある。あるんだよ。
私は最初探偵ものミステリーものとして、アンゼロを受け取り読んでいた。主人公は記憶喪失だったし、だからいろんな事件が起きてその中で主人公の生い立ちを見つけ、自分自身という謎を解いていくのだろうと。だって真実はいつもひとつだから。
だが、アンゼロは最初から違ったのだ。だって言っていた、一生ものの恋って。言ってた。まじで言ってる。アンゼロは探偵ものミステリーを土台にした感情を失った記憶喪失の主人公と出会った相手との一生ものの愛と恋のはなしだったのだ。
こんなドストレートに男女恋愛ラブコメをこの現代にやってくれるだけで、度胸と覚悟が百億点だ。いやーほんと最初から言ってほしかった。
繰り返すが、アンゼロは最初からそう言ってるのである。
冒頭、コリーを信用していないと私は言っていた。こういう風に予断をもつとひとは大事なものを失う。
でも実際キャラの誕生日にサ終の告知をするなよ、とかめちゃくちゃ運営大丈夫かよというヤバさは確実にあり、コリーについては結局判断をしかねる。作品と好みが合致しただけだという可能性もある。ソシャゲ人生、そういうこともある。
私はアンゼロが好きだったし終わらないでほしかった。文句をいっておいて、それが調子のいい現金な発言なのもわかっているがやっぱり好きだった。
だから素直に悲しいし寂しい。同時にやっぱりそんな知らせをキャラの誕生日に発表するな、そういうところだぞおまえ…………………………というこのなんとも言いがたい複雑さもある。こうなって当然だと思ったし、だからこそ踏ん張れなかったものだったのかと思う。一年続いていれば変わっていたのか、でもまほやくがああだからなぁ…………みたいなうろんな感情もあるわけで、今はアンゼロの制作サイドに一旦お疲れさまでしたと言いたい。あなたたちの作ったお話が素敵だったことには変わらない。ずっとその先が見たかったし、きちんとハッピーエンドを迎えてほしかった。本編2.5部が作られたことを感謝しています。
ほんとに有り難う。一時の心の支えでした。
#アンゼロ
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ソシャゲで半年という期間はほぼデバッグのようなものじゃないのだろうか、いやそんなことはもちろんないのだけど一年待たずして店仕舞いとは衝撃だった。
運営のコリーと言えば私は前にオンエアをプレイしたがガチャが渋すぎたのとストーリーの主人公のキャラがぶれたので撤退し、続いてまほやくをプレイしたが、公式で推奨される組み合わせについていけておらず、ここでしがみつくの難だよなと思ってほぼプレイを止めている。
そんなわけで何が言いたいのかというと、アンゼロリリース当初、コリーの作ったソシャゲという時点で自分のなかではかなり信用がなかった。
あれやこれやと難をつけ、またどうせ裏切られるのなら、嫌いになってしまおうと面倒くさい恋人のような心構えでプレイし、やっぱり難を見つけてはそら見たことか!とあてつけのように愚痴を言いながら一旦アンインストールした。
で、ハマった。
アンゼロは実際難があった。恋愛ストーリーがメインだというのに対象相手全員の個別ルートが読めるわけではなかったし、石の配布が渋ければガチャも渋いし、アイテムも落ちにくい。イベントは課金必須だし、本編も粗がないわけではない。探偵もの、裏社会もの、として舞台が整えられてるわりには、迫力はなく、完全ミステリーというほどのものではなかった。
女性向けとされるゲームは、男性客層に向けられるゲームと比べて結構作りが甘い。客層の規模が違うのだから当然ではあるのだが、それは結構がっかりさせられる話だ。
ではどこがよかったのか。
これは個人の感想なのだが、最近の女性向けゲームは基本的には男キャラ同士の組み合わせを眺める類いのものが多い。私は男同士の関係の話や二次創作をするが、基本的にはソシャゲで提供される男同士の組み合わせにあんまりツボがはまらないという個人的な好みがある(例外の作品もあるが)上に、ユーザーキャラと推しの組み合わせを好むのである。
そう、アンゼロはめちゃくちゃその好みに合致していた。だってそもそも、一生の恋をしようという、恋愛物語なのだ。
私がアンゼロに舞い戻ったのは推しのブライダルイベントが開催されたからだ。イベストを読んで気づいたのだ。
この作品ラブコメだ。
最初からアンゼロは恋のはなしだと言っているにも関わらず、まじで信用しておりませんでしたが、まじでラブコメだったことに衝撃を受けた。上記のような女性向けソシャゲ風潮がある最中で、このゲーム、男女ラブコメガチでやろうとしている………………………………………………
マンスリーパスを購入し、アンゼロにハマる日々が始まったのである。もちろん欠点のあるゲームにたいしてラブコメ無罪というわけではない、いや本当はラブコメ無罪なところはある。あるんだよ。
私は最初探偵ものミステリーものとして、アンゼロを受け取り読んでいた。主人公は記憶喪失だったし、だからいろんな事件が起きてその中で主人公の生い立ちを見つけ、自分自身という謎を解いていくのだろうと。だって真実はいつもひとつだから。
だが、アンゼロは最初から違ったのだ。だって言っていた、一生ものの恋って。言ってた。まじで言ってる。アンゼロは探偵ものミステリーを土台にした感情を失った記憶喪失の主人公と出会った相手との一生ものの愛と恋のはなしだったのだ。
こんなドストレートに男女恋愛ラブコメをこの現代にやってくれるだけで、度胸と覚悟が百億点だ。いやーほんと最初から言ってほしかった。
繰り返すが、アンゼロは最初からそう言ってるのである。
冒頭、コリーを信用していないと私は言っていた。こういう風に予断をもつとひとは大事なものを失う。
でも実際キャラの誕生日にサ終の告知をするなよ、とかめちゃくちゃ運営大丈夫かよというヤバさは確実にあり、コリーについては結局判断をしかねる。作品と好みが合致しただけだという可能性もある。ソシャゲ人生、そういうこともある。
私はアンゼロが好きだったし終わらないでほしかった。文句をいっておいて、それが調子のいい現金な発言なのもわかっているがやっぱり好きだった。
だから素直に悲しいし寂しい。同時にやっぱりそんな知らせをキャラの誕生日に発表するな、そういうところだぞおまえ…………………………というこのなんとも言いがたい複雑さもある。こうなって当然だと思ったし、だからこそ踏ん張れなかったものだったのかと思う。一年続いていれば変わっていたのか、でもまほやくがああだからなぁ…………みたいなうろんな感情もあるわけで、今はアンゼロの制作サイドに一旦お疲れさまでしたと言いたい。あなたたちの作ったお話が素敵だったことには変わらない。ずっとその先が見たかったし、きちんとハッピーエンドを迎えてほしかった。本編2.5部が作られたことを感謝しています。
ほんとに有り難う。一時の心の支えでした。
#アンゼロ