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オタクの雑記
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ほろた
2024/01/8 22:14
感想まとめ
・谷ノ上明美ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」
作品公式サイト
演者をモデルにした主人公が祖母の戦争体験をもとに「戦争」を体験していく一人芝居。演出と芝居、特に声の出し方が良く、見飽きさせなくてあっという間に終わってしまった。戦争反対、反戦のものではあるんだけど、色んな人生があるなあと思った。
NHKのドキュメンタリー的に、終戦よりちょい前からは上層部ではその意向が決まっていたらしかったから猶更権力ってのは嫌だなと思ったし、始めると止まれないのはなんでだろう。別のドキュメンタリーでは、洞窟?で自決する人たちに対して「もういいんだよ、大丈夫だよ」と声かけてまわっていた沖縄の離島の人が終戦したにもかかわらず日本軍がスパイ容疑で一家もろもと殺したという話も聞き、終戦の後にも長い間ずっと沖縄は戦時中であったのだろうとも思うし、現在進行形でアメリカ軍の基地があるからまだまだ終わってないんだなとも思う。
沖縄に、行けないんだよね。観光でも。勇気が出なくて。
劇としても素晴らしかったし、メッセージも胸に詰まった。機会があればぜひ見てください。
・キングダム 運命の炎
上記のあとに見る映画じゃないのだが、逆に見てみるとなんかあるのかもなと思ったが、やはり「将同士」の戦いということで、「生きてる人間の兵士」の命をカウントさせない概念が、邪悪すぎるなと思ったが、エンタメとしてこうなるのもやむえなく、一部の人たちのいう「戦争」の概念ってこの視点であって、殺される雑兵や一般人の概念ではないのだろうなあと思う。
映画としても出来がいまいちで、キャストが豪華で、次の四作目に向けての布石でしかないので、単体で見るとわりとつまらない三部作目になっていた。こちらがそれでも見るだろうと思ってるのかもしれないけど、もうちょっとちゃんと「売れ続ける」こと、「単体で見て面白いこと」を目標として作ってほしかった。慢心なのか油断なのか甘えなのか。これがどう響くかなーってかんじ。
・国立国際美術館「ホーム・スイート・ホーム」「コレクション1 80/90/00」
「ホーム・スイート・ホーム」の作品自体がどれも「空間的」でそれがまさにホームを示しているのかなと思った。空間の演出が良かった。竹村京さんとアンドロ・ウェクアさんの作品が好きでしたね。この二人の作品でも見に行けてよかったかな。元やくざと牧師と女の子の映像作品は、なーんかちょっとなーってかんじでしたね。キリスト教をしたいのはわかるけど、なんかもういいかなって見なかったんで、どういうメッセージかはわからないけどね。これを最後に持ってくるのは蛇足的かなってかんじでした。誰の作品かはわからないけど、空間いっぱいに段ボールがあってそれがちいさく窓みたいな穴が無数に開いてて、鳥の声が聞こえてくる、みたいなのはすごくよかったです。先に挙げた竹村さんのは修復と日常、刺繍で表現しているかんじで、ストレートにきれいだったのと、この空間がまじ白いんですけど、そのあとに続くアンドロさんのがね、真っ暗な空間でクマと男の子?がいるんですけど、クマから見える男の後頭部に金属板が貼ってあったのが、なんか好きでしたね。クマの顏が自分で見えるかんじが。そこに窓というか扉があるのがね、なんかよかったですね(語彙がない)
そんでコレクション1、なんですけど、キャッチーでポップでザカルチャーってかんじでよかったんですけど、最後らへんに西洋美術をタイだかの村人が見る写真と映像は、批判的な構造もあると思うんですけど、今の時代的にめちゃくちゃ危うい展示だなと思った。言わんとすることはわかるんですけど、やるもんじゃないかなってかんじです。ただ、そのあとの映像作品はおもしろくてよかったです。
国立国際美術館は、値段が手頃なのが最高と思っているし、空間が広いのがとにかくいいですね。贅沢な感じ。一つの作品をのびのびと展開して余白がある、作品の余韻があってせせこましくない、そういうところがかなり好きです。良かったです
#映画
#観劇
#展示会
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・谷ノ上明美ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」 作品公式サイト
演者をモデルにした主人公が祖母の戦争体験をもとに「戦争」を体験していく一人芝居。演出と芝居、特に声の出し方が良く、見飽きさせなくてあっという間に終わってしまった。戦争反対、反戦のものではあるんだけど、色んな人生があるなあと思った。
NHKのドキュメンタリー的に、終戦よりちょい前からは上層部ではその意向が決まっていたらしかったから猶更権力ってのは嫌だなと思ったし、始めると止まれないのはなんでだろう。別のドキュメンタリーでは、洞窟?で自決する人たちに対して「もういいんだよ、大丈夫だよ」と声かけてまわっていた沖縄の離島の人が終戦したにもかかわらず日本軍がスパイ容疑で一家もろもと殺したという話も聞き、終戦の後にも長い間ずっと沖縄は戦時中であったのだろうとも思うし、現在進行形でアメリカ軍の基地があるからまだまだ終わってないんだなとも思う。
沖縄に、行けないんだよね。観光でも。勇気が出なくて。
劇としても素晴らしかったし、メッセージも胸に詰まった。機会があればぜひ見てください。
・キングダム 運命の炎
上記のあとに見る映画じゃないのだが、逆に見てみるとなんかあるのかもなと思ったが、やはり「将同士」の戦いということで、「生きてる人間の兵士」の命をカウントさせない概念が、邪悪すぎるなと思ったが、エンタメとしてこうなるのもやむえなく、一部の人たちのいう「戦争」の概念ってこの視点であって、殺される雑兵や一般人の概念ではないのだろうなあと思う。
映画としても出来がいまいちで、キャストが豪華で、次の四作目に向けての布石でしかないので、単体で見るとわりとつまらない三部作目になっていた。こちらがそれでも見るだろうと思ってるのかもしれないけど、もうちょっとちゃんと「売れ続ける」こと、「単体で見て面白いこと」を目標として作ってほしかった。慢心なのか油断なのか甘えなのか。これがどう響くかなーってかんじ。
・国立国際美術館「ホーム・スイート・ホーム」「コレクション1 80/90/00」
「ホーム・スイート・ホーム」の作品自体がどれも「空間的」でそれがまさにホームを示しているのかなと思った。空間の演出が良かった。竹村京さんとアンドロ・ウェクアさんの作品が好きでしたね。この二人の作品でも見に行けてよかったかな。元やくざと牧師と女の子の映像作品は、なーんかちょっとなーってかんじでしたね。キリスト教をしたいのはわかるけど、なんかもういいかなって見なかったんで、どういうメッセージかはわからないけどね。これを最後に持ってくるのは蛇足的かなってかんじでした。誰の作品かはわからないけど、空間いっぱいに段ボールがあってそれがちいさく窓みたいな穴が無数に開いてて、鳥の声が聞こえてくる、みたいなのはすごくよかったです。先に挙げた竹村さんのは修復と日常、刺繍で表現しているかんじで、ストレートにきれいだったのと、この空間がまじ白いんですけど、そのあとに続くアンドロさんのがね、真っ暗な空間でクマと男の子?がいるんですけど、クマから見える男の後頭部に金属板が貼ってあったのが、なんか好きでしたね。クマの顏が自分で見えるかんじが。そこに窓というか扉があるのがね、なんかよかったですね(語彙がない)
そんでコレクション1、なんですけど、キャッチーでポップでザカルチャーってかんじでよかったんですけど、最後らへんに西洋美術をタイだかの村人が見る写真と映像は、批判的な構造もあると思うんですけど、今の時代的にめちゃくちゃ危うい展示だなと思った。言わんとすることはわかるんですけど、やるもんじゃないかなってかんじです。ただ、そのあとの映像作品はおもしろくてよかったです。
国立国際美術館は、値段が手頃なのが最高と思っているし、空間が広いのがとにかくいいですね。贅沢な感じ。一つの作品をのびのびと展開して余白がある、作品の余韻があってせせこましくない、そういうところがかなり好きです。良かったです
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#展示会