どうしてもガチャに課金するので止めたいと思った人の奮闘記①
やったことといえばシンプルです
①課金をする原因を探す
②原因に向けた対策を考える
③実行する
実際のところこれですが、ではどうやったのかという話を以下個人、田の話として記述していきます
①そもそも何故課金するのか?
ガチャがしたいから→
何故ガチャをしたいのか→
キャラが欲しいわけでない→
単純にガチャをまわしたい→
何故ガチャをまわしたいのか→
ガチャをまわすと楽しいから→
何故楽しいのか?→
SSRを引くとすっきりするから
ということはつまり、
SSRを引くとすっきりするということは反対にドブると後悔する(ヤバい1)→
後悔するとどうなるのか→
死にたくなる(ヤバい2)
ということに、限界を覚え、課金したくないという気持ちが人生で勝つこととなりました。
さらにこのガチャをまわすと楽しい、を掘り下げることにします。
何故、楽しいと感じるのか?についてよくよく考えてみると、そもそもその時点で「何かのストレスを感じている」ということになります。ストレスを感じているから、SSRを引くとスッキリするし、ドブるとさらにストレスを覚えて後悔する。
ここまででガチャを引くことになる自分の中のトリガーを見つけたので、次にそのトリガーを引く原因をなんのかについて考えていきます。
これは思い当たることを探すだけで、私の場合はざっくりまとめると、「家」のストレスでした。
暮らしも仕事も実家なので、逃げ場がなくて、特にこの年で実家暮らし、家も仕事によるもの、なおかつ独身だと、もう全く外で愚痴れないし、もやもやしても発散できなかったんですね。そんなわけでお手軽に発散できるガチャに傾倒していったものと思われます。まあ、この他、運次第ということは「自分の実力に関係ない」わけですから、「自分」に何も感じなくて済むという利点もありました。
で、どうやって「ストレスの原因を見つけていったか」によるのですが、メインの方法は「ノートを書くこと」でした。ひたすら何故こんなことするのか、どう変わりたいのか、何故やってしまうのか、を時間を見つけては書いていきました。もちろん、話せる人は話してもいいと思いますし、私の場合はつつるちゃんにこうしようと思う!と言っては、応援、と返してもらって肯定してもらった節もでかかったと思いますが、やはり「自分を知る」こと、それを「ノートを書くこと」でやるのはかなり効率的かなと思います。
書いていくうちに、ストレスを感じたときにあれこれ理由を見つけて課金する、という「ストレス」以外にもうひとつ、大きな条件がありました。それは「夜」です。特に深夜。もやもやがあって眠れないときに課金する、特に夜なので頭が動いていない、気分が余計に落ち込むなどがあり、深夜に衝動的に課金して、翌朝後悔するということも多々ありました。
ここまででなぜ自分が課金するのかという理由を見つけていきました。
というわけで、次に②原因に向けた対策を考えるということに移っていきます。
ここで大前提として、「自分がどうなりたいか」についてのイメージが大きくかかわってくると思います。
どうなりたいか、というポイントが定まらないと揺らいでいくので、私の場合は「課金して落ち込んだ挙句死にたいと思うようになりたくない」というのが大きかったです。「そんな自分が嫌だから」というか「好きな自分でいたいから」というか「心地のいい自分になりたかった」ということをまず念頭に置きました。
家が嫌なら出ていく、という手もありました。一度実行に移しましたが、結局仕事も家なので、あんまり意味がなかったです。金もなかったのも大きかった。引っ越すなら今度はちゃんと考える必要があり、即効性はない、ということでいったん断念。
ならば、部屋を心地よくしようということと、眠れない一端はなんだろうということで、長い間使っていてくたびれているベッドの買い替えを考えました。それから自分のストレス解消が「創作」であったので壊れかけのノートパソコンを新調することも決定。それから、「外」の趣味を見つけようということで、習い事を始めることにしました。
あとは、もとより持病で精神神経科に通っていたのですがそこは大学病院であまりプライベートなことは相談できませんでした。内面が動揺しているときに話を聞いてもらいたいのもあって、個人のメンタルクリニックに変更することにしました。
というわけで解決策として、①寝具とPCの購入②新しく習い事を始める③病院の変更というアイデアがでてきました。
この時の田は「金があっても課金する、どうせなら全部やってやる!!!!!!!」ということで、③実行するに移ります。
③実行する
ベッドとPCに関しては買うものを選ぶだけです。ベッドはニトリのもの、PCは詳しい家族に頭金を差し出して今すぐ選んでほしい…という圧をかけて数日で購入してもらいました。新しく習い事に始める、に関しても、思い立った時に楽器を購入していたので、その楽器を教えてくれる教室に体験にいきました。病院もちょうど探したタイミングでもともと通っていた大学病院系列に勤めていた医者が新規で始めたメンタルクリニックを見つけることが出来たので、そこに決定。
そして、実行してどうだったのか、という話です。
・ベッド買い替え→最高。自室の居心地もよくなり、寝るのも楽しくなった。
・PC買い替え→めっちゃ使ってる。ゲーム制作ができるようになった結果、課金したくなるがやはり推しは自分で作ろう…みたいなかんじになってきた。
・習い事を始める→これが本当に楽しい。一つ、思いがけない利点があって、レッスン前に教室の近所でコーヒーショップに入って、ノート書いたり本読んだりぼーっとするのがめちゃくちゃ気分転換になることに気づけました。なもので、家でストレスを感じるとコーヒーショップに行くようになりました。なんか今までやらなかったのは謎ですが……思った以上にくつろげるもんなんだなあと思いました。
・病院→今のところ順調。眠れないときの話をしたら、睡眠導入剤を処方してもらいました。お守りがわりに持っておくといいよと言われて、実際手元にあると深夜に困ったときでも大丈夫だ、という安心感があり、基本飲んでませんがほんとにお守りになっています。
ここまで書いておきながら、無課金は二か月ちょっとしか経っていません。課金する予定もありますし、しょちゅう課金してえと暴れることもありますが、基本的に「寝る」「コーヒーショップ行く」とかいった別のコマンドが使えるので、課金する/しないではなく、課金する/寝る/出かけるなどの選択肢が増えたことで「課金」そのものの重みが軽くなってきている気がします。
私の浪費癖はこの記事を読む限りお察しですが、今回この対策に使った貯金はコロナ渦において、「貯金しよう……」と思い立ち、給料を仕分けするようになって貯めたものになります。で、この仕分けの結果毎月貯金できるようになった!とはいきませんが、何かあったときに「仕分け」をすることで調子を戻せるようになってきています。まったく何もできん、浪費ばかりで調子が崩れたときも「調子を戻せる」方法があるだけで、自分の調子を整えることができるというのは、結構大きいことだと思います。
かつての自分の善行もとい貯金が、落ち込んだ自分を助けるということはあるのだと思います。
人はすぐに変えられないし、変わらないです。でも、いい時に始めたことが「悪い時の保険」になることもあるのだと思います。ずっとこつこつやっていくのは結構才能のあることだと思います、それが無理でも「これさえやっていけばまた調子が戻せる」というやり方を覚えていくのは、大事なことかもしれないなと思います。
今回のこの話はすべて私自身の試みになるのですが、ダメ人間の経過途中の記録を、いつか調子を崩したときの自分が読めるように、ヒントになるように残しておくことにしました。もしも、誰かが同じように参考になるのであれば、一緒に頑張っていきましょう。
そんなわけでこの記事は以上で終わりです。
有難うございました。
やったことといえばシンプルです
①課金をする原因を探す
②原因に向けた対策を考える
③実行する
実際のところこれですが、ではどうやったのかという話を以下個人、田の話として記述していきます
①そもそも何故課金するのか?
ガチャがしたいから→
何故ガチャをしたいのか→
キャラが欲しいわけでない→
単純にガチャをまわしたい→
何故ガチャをまわしたいのか→
ガチャをまわすと楽しいから→
何故楽しいのか?→
SSRを引くとすっきりするから
ということはつまり、
SSRを引くとすっきりするということは反対にドブると後悔する(ヤバい1)→
後悔するとどうなるのか→
死にたくなる(ヤバい2)
ということに、限界を覚え、課金したくないという気持ちが人生で勝つこととなりました。
さらにこのガチャをまわすと楽しい、を掘り下げることにします。
何故、楽しいと感じるのか?についてよくよく考えてみると、そもそもその時点で「何かのストレスを感じている」ということになります。ストレスを感じているから、SSRを引くとスッキリするし、ドブるとさらにストレスを覚えて後悔する。
ここまででガチャを引くことになる自分の中のトリガーを見つけたので、次にそのトリガーを引く原因をなんのかについて考えていきます。
これは思い当たることを探すだけで、私の場合はざっくりまとめると、「家」のストレスでした。
暮らしも仕事も実家なので、逃げ場がなくて、特にこの年で実家暮らし、家も仕事によるもの、なおかつ独身だと、もう全く外で愚痴れないし、もやもやしても発散できなかったんですね。そんなわけでお手軽に発散できるガチャに傾倒していったものと思われます。まあ、この他、運次第ということは「自分の実力に関係ない」わけですから、「自分」に何も感じなくて済むという利点もありました。
で、どうやって「ストレスの原因を見つけていったか」によるのですが、メインの方法は「ノートを書くこと」でした。ひたすら何故こんなことするのか、どう変わりたいのか、何故やってしまうのか、を時間を見つけては書いていきました。もちろん、話せる人は話してもいいと思いますし、私の場合はつつるちゃんにこうしようと思う!と言っては、応援、と返してもらって肯定してもらった節もでかかったと思いますが、やはり「自分を知る」こと、それを「ノートを書くこと」でやるのはかなり効率的かなと思います。
書いていくうちに、ストレスを感じたときにあれこれ理由を見つけて課金する、という「ストレス」以外にもうひとつ、大きな条件がありました。それは「夜」です。特に深夜。もやもやがあって眠れないときに課金する、特に夜なので頭が動いていない、気分が余計に落ち込むなどがあり、深夜に衝動的に課金して、翌朝後悔するということも多々ありました。
ここまででなぜ自分が課金するのかという理由を見つけていきました。
というわけで、次に②原因に向けた対策を考えるということに移っていきます。
ここで大前提として、「自分がどうなりたいか」についてのイメージが大きくかかわってくると思います。
どうなりたいか、というポイントが定まらないと揺らいでいくので、私の場合は「課金して落ち込んだ挙句死にたいと思うようになりたくない」というのが大きかったです。「そんな自分が嫌だから」というか「好きな自分でいたいから」というか「心地のいい自分になりたかった」ということをまず念頭に置きました。
家が嫌なら出ていく、という手もありました。一度実行に移しましたが、結局仕事も家なので、あんまり意味がなかったです。金もなかったのも大きかった。引っ越すなら今度はちゃんと考える必要があり、即効性はない、ということでいったん断念。
ならば、部屋を心地よくしようということと、眠れない一端はなんだろうということで、長い間使っていてくたびれているベッドの買い替えを考えました。それから自分のストレス解消が「創作」であったので壊れかけのノートパソコンを新調することも決定。それから、「外」の趣味を見つけようということで、習い事を始めることにしました。
あとは、もとより持病で精神神経科に通っていたのですがそこは大学病院であまりプライベートなことは相談できませんでした。内面が動揺しているときに話を聞いてもらいたいのもあって、個人のメンタルクリニックに変更することにしました。
というわけで解決策として、①寝具とPCの購入②新しく習い事を始める③病院の変更というアイデアがでてきました。
この時の田は「金があっても課金する、どうせなら全部やってやる!!!!!!!」ということで、③実行するに移ります。
③実行する
ベッドとPCに関しては買うものを選ぶだけです。ベッドはニトリのもの、PCは詳しい家族に頭金を差し出して今すぐ選んでほしい…という圧をかけて数日で購入してもらいました。新しく習い事に始める、に関しても、思い立った時に楽器を購入していたので、その楽器を教えてくれる教室に体験にいきました。病院もちょうど探したタイミングでもともと通っていた大学病院系列に勤めていた医者が新規で始めたメンタルクリニックを見つけることが出来たので、そこに決定。
そして、実行してどうだったのか、という話です。
・ベッド買い替え→最高。自室の居心地もよくなり、寝るのも楽しくなった。
・PC買い替え→めっちゃ使ってる。ゲーム制作ができるようになった結果、課金したくなるがやはり推しは自分で作ろう…みたいなかんじになってきた。
・習い事を始める→これが本当に楽しい。一つ、思いがけない利点があって、レッスン前に教室の近所でコーヒーショップに入って、ノート書いたり本読んだりぼーっとするのがめちゃくちゃ気分転換になることに気づけました。なもので、家でストレスを感じるとコーヒーショップに行くようになりました。なんか今までやらなかったのは謎ですが……思った以上にくつろげるもんなんだなあと思いました。
・病院→今のところ順調。眠れないときの話をしたら、睡眠導入剤を処方してもらいました。お守りがわりに持っておくといいよと言われて、実際手元にあると深夜に困ったときでも大丈夫だ、という安心感があり、基本飲んでませんがほんとにお守りになっています。
ここまで書いておきながら、無課金は二か月ちょっとしか経っていません。課金する予定もありますし、しょちゅう課金してえと暴れることもありますが、基本的に「寝る」「コーヒーショップ行く」とかいった別のコマンドが使えるので、課金する/しないではなく、課金する/寝る/出かけるなどの選択肢が増えたことで「課金」そのものの重みが軽くなってきている気がします。
私の浪費癖はこの記事を読む限りお察しですが、今回この対策に使った貯金はコロナ渦において、「貯金しよう……」と思い立ち、給料を仕分けするようになって貯めたものになります。で、この仕分けの結果毎月貯金できるようになった!とはいきませんが、何かあったときに「仕分け」をすることで調子を戻せるようになってきています。まったく何もできん、浪費ばかりで調子が崩れたときも「調子を戻せる」方法があるだけで、自分の調子を整えることができるというのは、結構大きいことだと思います。
かつての自分の善行もとい貯金が、落ち込んだ自分を助けるということはあるのだと思います。
人はすぐに変えられないし、変わらないです。でも、いい時に始めたことが「悪い時の保険」になることもあるのだと思います。ずっとこつこつやっていくのは結構才能のあることだと思います、それが無理でも「これさえやっていけばまた調子が戻せる」というやり方を覚えていくのは、大事なことかもしれないなと思います。
今回のこの話はすべて私自身の試みになるのですが、ダメ人間の経過途中の記録を、いつか調子を崩したときの自分が読めるように、ヒントになるように残しておくことにしました。もしも、誰かが同じように参考になるのであれば、一緒に頑張っていきましょう。
そんなわけでこの記事は以上で終わりです。
有難うございました。