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ほろた
ゲームプレイログ
SwitchでNeoCabを一週目クリアした!これが見たい!というエンディングを迎えられたのでよかったなと思う。
かなり好きな乗客がいて、話すたびに落ち込んだり嬉しかったりして人と話した!という気分になれてよかった。乗客のトークとゲームシステムのバランスがよく、世界観も好きだったし、答えのだしかたも腑に落ちたし、なにより登場人物が大人ばかりというのが心地よい空気を作っていた。
大分この一週目で満足しちゃったので周回はしないかもしれないなあと思う。
社会派のゲームだと思うのですが、ほどよいエンタメとフィクションの効果がよかった。チャットくんが好きそうなゲーム。短い映画を見たような気分になれました。


#ゲームプレイ
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ほろた
ゴールデンカムイを観てきた
冒頭からの映画を作るのに慣れてないのかな?みたいなムーヴからカムイのシーンところから腑抜けじゃやばい!ちゃんと撮らなきゃ!みたいなやっと刺激されたのか頑張り始め終盤にやっとノッてきたみたいな映画だったけど続編な方が早く作りたかったんだよね!みたいなかんじだから冒頭はやる気なかったんだと思う。

全体的にこいつらアイヌ殺してぶんどった金で国だの戦争だのやろうとしてんのか?てなる歴史の負け犬たちが敗者復活戦をする物語に見えたから、負けてないアシリパさんが輝くのは仕方ない気がした。

ただ、この構図が和人がアイヌのすむ場所も文化も尊厳も何もかも奪ってなおのこと今現在日本民族はひとつ!みたいな今の日本の構図として、メタ的なものを示唆してるのかなあと思い、物語的に負け犬たちは負けると思うのですが(勝ち筋がアシリパさん以外に見えないから)、ごく自然な形でこういう風に演出したのは悪くないのかなとは思いました。
作者が思いの外自覚的だったのかなという気がした。
戦争ごっこも好きなんだろうけど。

というか街破壊しながら進むからこの作品、小樽に恨みでもあんのか?てかんじだったが、ぐぐってみたところ、小樽はアイヌに由来があるらしく、アイヌの名がつく場所でよそものたちが破壊しながら殺し合うのもまたひとつのメタなのかもなあと思った。

それがゴールデンカムイという作品の器なのかもしれない、ゴールデンカムイという名前からそうだから。
ただ物語や実際文化としてどういう風だったのか判断や批評を受けているのかは調べていないので漠然とある種のパンチだったんだろうなと思った。

映画が作品としての良いか悪いかの話ですが、うーん!うーん!

なんか、全体として、キングダムのジェネリック作品だったので、なんか、キングダム1ほんま面白かったなみたいな気分になりました。
続編はみないと思います。
面白くないわけではないと思います。
映画作りに慣れてなかったから、続編の方が面白い可能性もあると思います。
まあそんなかんじ。

なんか性格いい人が作ってるのかも、、、、?と思った。
製作環境も悪くないし餓えとか困窮さとか寒さとかあんま感じたことがなさそうだったが、俳優さんが気合いで上品にやってくれたのかもしれないなとも思う。
画面がきれいすぎたのかも。

#映画
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ほろた
クリアー

友達に借りていたなぞキット、御仏の殺人をクリア!まあめちゃヒントみたけど大体察したとおりに真相はあったので、直感で解くのが向いてるぜ!と思った。
すげー書類とか動画とかみてめちゃめちゃ自分のまわりに書類を散らかし、かなり名探偵!の気分だった。探偵ってのは天才やな。

ネタバレ



多分これ男の子に見せて女の子なんだろうな……そういうトリック使いがちだろ……と思ったらその通りだったのでおい!!!!!!!!ってかんじはあった

畳む
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ほろた
「決定版!女性画家たちの大阪」を見てきた。

公式サイトらしい
https://www.ktv.jp/event/wosaka/

新年初美術館ということでどこにいくか悩んでいたのですが気持ちと心の距離で中之島美術館の女性画家たちの大阪を見てきました。結構抵抗があったのは中之島美術館があんまり好きじゃない……なんなら軽蔑の気持ちがある……ぐらいのマイナス心証だったので、どうかなあと思っていたのですが、結論を言うと、もうめちゃめちゃ良かったです。

丁度天気が悪いからか、あの黒い中之島美術館がビル群の光景にマッチしててねえ、青空の下で見るとほんともうろくでもない建物だなと思っていたんですが、建物にもベストタイミングというか似合う空と風景があるんだなあと思いました。
今日の中之島美術館は実にアンニュイで静寂で良かった。商売的には上がったりだと思うけどね。

この展示会の冒頭一枚絵が「最高やんけ」みたいなかんじで、色合いと質感、題材といい、はじめて「島成園」という人の絵と名前を知ったんですが、一瞬にして全身に浴びたな。映画とか漫画とかで一コマ目で「ええな」って思う瞬間あると思うんですが、「島成園」という画家の絵は確かに人を惹きつけるなあと思いました。柔らかな色合いと高い技巧で、描く女性に芯があるんですよね。
目が合うというか、見ているけど、見られているような対話の瞬間があって、ぐっと引き込まれる。

別作家の方になるけど松本華羊の殉教(伴天連お春)が本当もうええ女すぎて、花と鎖と女のまろい感じがね、いやなんか毎回ええ女や………と思いながら作品を見ていた。女性の画がたくさん展示されていて、着物の色合いとか、書き込まれた柄とか、ポーズとか、背景のぼかしとニュアンスのつけ方とか、見るところ一杯あって、いい空間でした。
もちろん美人画以外の風景画とか植物画とか、決定版と言ってるからにはあらゆる作家をプレゼンしていたけど、一人一作みたいな展示もあって、決定版なら一人複数展示を必須にしてほしかったな。同時開催している展示会があるから、全館展示じゃなくて、それが惜しかった。こんな雰囲気のある絵、なんぼでも見たかったなーっていう画家さん、たくさんいました。

図録を買うか、買うまいか……と考えて、タイミングがあったら二回目で……と思ったけど(家で図録を見返さないから)、レアな感じがするんでやっぱり買えばよかったかなーと悶々としております。うう。

かなりおススメの展示です。良い。

丁度、自分の穴をどうするか……みたいに茫洋としていたので、展示会がすごくパッションで熱い!みたいなかんじがダイレクトじゃないんですが、やるかやらないかならやるんだよみたいな冷静な信念と愛と情熱と誠実さが伝わってくる絵群だったから、思いのほか揺さぶられたところはあります。

あの目が忘れられないなあ。
見てよかったです。

#美術館
#展示会
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ほろた
配信映画

>ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密
>ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
>沈黙のパレード

本日アマプラで見ました。

ファンタビ2がわからねえな~と思ったし、ツイッターで「3はわかるやつしかわからんでしょ」などという意見を見て、ハリポタあんましらんしのう……と映画館にいくのやめてたんだけど、3面白かったなー!!!ファンタビ面白い。ダンブルドアの格の高さ、正直よくわかんなさすぎるんですけど、男同士の元恋人たちの因縁喧嘩っぷるやりながら男女結婚おめでとうございまーすやってるのが、面白かった。同性カプをエモに使ってるって怒られたりしないんか?という気持ちにはなったけど、愛されおじさんが今作も愛されていて、ファンタビってなんか不思議なつくりをしているよねという気持ちになるんですがハリポタはコナンの学生カプっていうかんじで、ファンタビはコナンの大人カプってかんじのイメージがあり、コナンで理解させようとするのはアンタッチャブルですがそういう理解をしている次第です。ハリポタは映画も原作の翻訳も得意じゃないので、最終的に自分で翻訳しないとだめじゃない?みたいな気持ちになっている。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーがとにかく面白くて爆笑しながら見ていました。
最初「え、マリオに人格が付与されている……????????????」みたいなかんじでマリオのゲームもそもそもやってないもんだから「マリオ」のこと「象徴」というかピクトグラムみたいなもんだと思っているから「マリオに人格……?」ってので十分ぐらい馴染むのに時間を要したんですが、途中からどんどん面白くなってきて、ピーチ姫とマリオがラブラブになるわけでもなく、俺たちブラザーズだぜENDが落としどころとしてらしいなと思った。めちゃ笑った。ピーチのキャラづけ巧いのと、他キャラもめちゃよかったけど、あのお化けくんはなんなんだぜ……?サックス聞かせてくれたけどなんなんだ?娯楽満点のいい映画でした。

沈黙のパレードは「感傷映画」なんでいつもの邦画やね……というかんじで特に感想はないです。特に感想は抱かなさそうだけど流してただけだったけど、キャストのチョイスはうまかったです。ガリレオシリーズ、短編集のときはめっちゃおもろくて読んでたんですけど、原作謎バディ解消してドラマ用にカスタムされた時点でもうちょっとなー…ってかんじだったけど、メディア化はねえみたいに青山さんと対談してるの読んで以来、作者っていうか他メディアが最悪なんだなあという気持ちが確定。いや頑張っている人たちもいるから断じるのはよくない。

このロジックでいくと二次創作最悪やんけムーブになりそうなんですが、自分は無罪にしてやがるぜ!
世の中に対して力がないのでよしとされたいです。
そういえばゲームって「実況配信」されるから他の創作媒体と違うイメージがあります。まだ見てないですがアイスのやつ、実況されてたみたいで有難いですね。私はほぼゲーム実況見たことないけど一つのでかい文化なんだなあというイメージなので自作ゲームに関しては素材さんの規約に反してない作品はお好きにどうぞ!というかんじ。

ゲーム制作の流れ書いてたんですけど、田が作ってるなら自分もできそうだぜ!と思った人類に向けたものとして、これ手順というより精神論をまとめたほうがいいのかな……?でちょっと悩み。なんていうか制作全般:田なんですけど、つつるちゃんがデバックとかプレイヤーの意見くれるんでそういう意味で、信用できる知り合いに協力してもらうのも大事なところなんじゃないかなあと思います。
多分ゲームって問題は「シナリオ」だと思うんですけど(立ち絵と音楽と背景は有志の方が有償無償で配布してくれているので)、私もシナリオの書き方がわからなかったので「推しイベ」をまるっと模写したというところがあり、ゲーム作りたいけどシナリオが?って人は模写をするのが一番いいと思います。一番と言い切っていいのかは謎なんですが、私はそういう感じで始めたので新年の目標ゲーム制作や!でもなんもわからん!って人にはとりあえず好きなシナリオの模写をおすすめしときます。

一方で書いておいて、わからん!って没ったゲームはそもそも「なんかこれ説教臭いな…?」というか「自我が混入しているな」というかんじ。「持論」を展開するために作品を使う腕はないからか、「ちょっとこれは自分の話をしているな」というものは没にしています。あとは「ゴールがわからないな」ってなってきたら要注意かもしれません。個人的には「引き算」だと思っていて、あれやこれやと足したくなるものを「これはいらん」とはがしていくのも大事なことかなと思っているのですが、このやり方は「短編」が好きだからで「長編」を目指すひとはどんどん足していくのが大事だと思います。数学じゃないですが、1+1=2とかいう簡潔な式を見せるくらいの気持ちでいくと、「まとまる」気がします。ただこれはやはり田の好みの話で「複雑さ」を好んだり「装飾」が好きなタイプだと、これとは真逆のアプローチがいいと思います。なので、「どういうゲームを作りたいか」ということも大事ですが「自分の作りたい形はなにか」ということが重要なのかなあと思います。

田はとにかく短編主義なところがある。

#映画 #ゲーム制作
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ほろた
2024-01-06


前からデフヴォイスが見たかったんやけどちょうど再放送していたので見た、事件のラインは目新しい!とかじゃないんだけど、垣間見えるろう者の生活や実情とかあと当人がやってるという手話ドラマの凄さが伝わってきていいドラマだと思った。足りない箇所はたくさんあったから、連続ドラマの方がいいかもという気がしたが、真摯なかんじがあってよかった。

昨日書いていた最果タヒのエッセイ本、恋できみが死なない理由、を読了。
最果タヒの詩は読んだことがほとんどなかったが評判は目にしていた。
エッセイの語り口調が懐かしいテキストサイトでもあったから、よもや?と思っていたが大体同世代であった、なるほどなという気がした。愛は気持ち悪い!といっていて、繰り返し繰り返しわかってほしくないよ!と言ってるのが良かった。これはこれとしてテキストサイトのフォーマットで読ませて欲しい!の気持ちになった。

今読んでる本、教養ありすぎやなと思ったら文学大好き作家の書いてるかんじの感触があり、なんかこういうこと言うの、この十年以上触れまくった、インターネット活字の影響なんだけど、読む脳がインターネットに毒されているために、文章特化小説を読むと素直に「文章好きな人の文章や」などと新鮮に驚いてしまう、作家なんだからそれはそもそもそうなんだよなという気配もある。

普通の人たちが書いてる文章をTwitterで読みまくったが、やっぱり文章と言うのは職業になりうるんだなと改めて思う。

黒澤明の用心棒を見たが椿三十郎のほうが好きだなと思った。やっぱり黒澤明の映画、現代のエンタメのフォーマットってかんじがして、じゃあ黒澤明はどこでそれを得たのか?とか気になってくる、突如の天才なのか、それとも他に参照する作品群があるのか。私は手塚治虫があんまり好きじゃないというか、オタクのいう変態趣味はここで学んだ的主張が気持ち悪くて、避けていたのだが図書館にもあることだし、読んでいこうかなと考えている。

うっすら思ってたけど、ものまね合戦テレビでやるのって、おれらがpixivやTwitterで二次創作みるようなこと?なにがおもろいのかまったく分からん?と思ってたんだけどふとこれ二次創作か、と気付いた。なるほどな。


#本 #映画 #ドラマ
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ほろた
2024-01-05


朝イチでキッド総集編を見に行きつまらなさに泣けた、冒頭のシーンとかよかったけど、編集するセンスがなくて、半ばでだれて、これに二千円かあという気がした。手を抜いた商売してんなあというかんじだったがコナンの製作手なので仕方ないなという気がした。青山剛昌が頑張って描いてるのに虚無にさせるアニメ側とかプロモーション側ってなんなんだろ?てなった、もうちょっと気合いいれた仕事をしてほしかった。
京極真でるのでは?!とちょっと期待したけど出なかった。エンドロール後のおまけはよかったと思うけど、ボロクソ言える、まあ元から期待してなかったんだけどもっと下からきたかんじだったけど、キッドコナン!やりつつ新蘭と快青で締めるのはトータルとしてなんかおもしろいし、嫌いじゃないけどグッズはキッドコナンで売ってるので、相変わらず商売の仕方が最低やね!てかんじだったけど、新蘭と快青をもっと本編で浴びたいです。青子さん紹介映画ってかんじもしたかな、まあそのへんは大人の事情、最初の紹介はほんとよかったなー。まあいつものアニメスタッフの仕事って感じでしたね、終わり。

昨日椿三十郎見て、はじめての黒澤明映画だったけどエンタメしててよかった、緩急がうまいなというかんじと三船さんかっこよかったし、女性陣つよくてそのおかみさんをさらっと格上げして書いているのに捕まってた旦那さんがその上をさらに行く聡明さを演出しているのが、うまいなーと思った。それぞれの見えかたと力関係のバランスがうまい。台詞の印象が強くて、みんないい仕事していた。本当にいい刀は鞘に入っている。鞘に入ってる刀になれ、耳と脳に残る。しかも椿三十郎が最後のシーンで勝ったのに、お見事!って言われてそれを叱るところとか現代のかっこよさの礎やな?!と思った。ていうか押し入れのおじさんあまりによかった。
まじで基礎やんけ!てなりました。
あと、用心棒と赤ひげを借りてきました。久しぶりにレンタルショップいったらカードが古すぎて、なんとかします!!!といわれたのでつぎは更新します。このご時世にレンタルショップで働いてるので、愛の強そうなスタッフさんが親切だった。

つつるちゃんおすすめの喰いタンがBOOK WALKERで一冊55円で全三巻なのだが、一冊千ページくらいあってコスパよすぎでは?となったのだが本編も面白い~!!!読みやすいし、キャラクターがいい。頑張って色気シーン作ってるけど作者は飯のことを本当に描きたいのではと思うので、編集になんかいわれたんやな?と思って眺めてしまう。喰いタンが、うまいもんがいい!てだけじゃなく、まずいんだよな!ていいながらむしゃむしゃ食ってるのがよかった。一巻読み終わったところ。

ゲーム製作は詰まっている。やっぱり、新しく作ったら期間置いてまた作りたいな~てなるまで、寝かせてた方が良さそう。もの作りには向かないなあと思いつつ、あれこれ練っていこうと思う。

今日はあとは読書くらいの予定。陶芸の見学申し込みしたし、もう大体のやることは終わりました。怠惰。


#本 #映画
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ほろた
1/4(読書記録と兼用)


「不確定世界の探偵物語」鏡明
「播磨国妖綺譚」上田早夕里
「偶然の聖地」宮内悠介


読了。


不確定はラブコメだったんでよかった。この人の文章が好きなので読んでるとめちゃ楽しい。ほかにもいろいろやっているみたいなので、本出てるかなと気になってwiki見に行ったら数冊しか出していない。何者なんだよ。好きな本の類だった。もっと読みたかった。

播磨国妖綺譚はこういう種類の話にありがちな、ねちょねちょした感情がないので読みやすかった。こういう関係とか好きなんだろうなと思うものの、わりと距離がある描き方なので、さらっとしていてよい。今回の本はシリーズのさわりというか「世界観とキャラクターお試し体験」ブックみたいなかんじだったので、読みたい部分がないんすけど……?ってなったけど、筆力があるので許される範囲になっている、次は京極夏彦ぐらい分厚い本で出してください。

偶然の聖地はインターネットに接続しすぎじゃない……?ってかんじの本だったし、ニコニコ動画百科事典みたいな雰囲気を終始かもしだしており、インターネットすぎるぜ……と思いながら読んでいたが作者と好きな作家の本が似ている気配があり、「読んだなこれ…」みたいなかんじで、読みやすかったし、現在の価値観をしみじみ感じたけど、面白いかというと、面白いんだけど、でもまあインターネットって面白いのでそうなるのである。


今回三冊とも好きな部類の本だったので、いい読書スタートだったと思う。

本屋に数日おきに通ってみたが特に読みたい本がそろそろ見当たらなくなっており(基本表紙買いするので)、偶然の聖地は図書館で借りた本だし、しばらくは図書館に通おうかなと思います。ツイッターアカウントの強い作家の本読もうと思ったけど、この人のツイート合わねえなと思う人の本って試し読みしても全然ハマんないな。文章がツイートの文章だからそりゃそうなのかもなと思いました。


田、「面白い」の前に「読みやすい……」に飢えているな。というか「面白い」と「読みやすい」って同じカテゴライズにいれてるのかも。というか「面白い」と「読みやすい」があると、「本を読むことができる」ので、田が「読みやすい」と言っているのは田にとって「面白い」ということかもしれないです。


ツイッターがないとほんとテキストに飢えるし、現代社会から断絶された気分!!!!!!
しばらく予定もないし、何をやれば……と思いながら朦朧としている。
とりあえず友達へ立ち絵依頼する用の資料をまとめるかなあと思う。


#本
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ほろた
屋根裏のラジャー見た


良かった



今一番求めていた作品だったので、2023年はこれで映画館鑑賞を締められます。トットちゃんは一月もやってそうだしまあええかな。この作品への評価は自分語りと重なってそういうのに価値があるのはわかってるんですが、巧いこと言語化できていません。ただ、この作品に「肯定」されたというかんじがあります。私にはイマジナリーフレンドはいなかったけど、他人に変に合わせてへらへら笑って嫌なこともぐっと我慢しているより、よほどイマジナリーフレンドを作ればよかったなと思う。し、ずっと味方だとラジャーが言ったとき、私には彼はいなかったけど、私の中に彼はいたんだなと思った。
もうほんと泣くし、でもほんと怖いところはまじで怖くて、想像のシーンはきらびやかで楽しくて、「想像」と「現実」の関係もよくて、表情もカメラワークも音楽もよかったです。思わず帰りに原作本購入してしまいました。
いい映画だと思うと決めてみましたが期待を裏切らず、あっという間の映画体験でした。主題歌もまたよくて、いい話だったなあとしみじみエンドロールを眺めていました。いい映画でした。子供のころの自分が救われた気がしました。ちょうどそれを悩んでいたタイミングだったので。嬉しかったし、染みました。

まあたぶん、唯一かつ決定的な欠点は「女性キャラクターの魅力の薄さ」だと思います。いや見た人は良かったじゃんとか言うかもしれないんですけど、ラジャーとおじさんと山田孝之に全振りするあまり、この作品のメインテーマというか土台である「女性キャラクターのいまひとつの物足らなさ」がほんとに物語を傑作にはさせない。
あの子かっこよかったとかいう意見もあるとおもうけど「あんな物語に都合よくかっこよく描かれましても」みたいなかんじ。見せ場作るぞって気合いれた下心というかすかしが見えるというか。いやそういうんじゃないんだよなー。多分令和に合わせた演出やカスタマイズや表現をいれてると思うんですけど、「配慮」「思案」「気配」は見えるけど、キャラクターが活きてはいないんですよね。だから物語のピースが完璧にはまらなくて、なにせこの物語を押し上げるのは「女性キャラクターの魅力、かわいさ、親しみ、かっこよさ」だから。

映画として前作からの反省や足りなかった部分を乗り越えたように見えるし、すごい考えて作られた作品であると思います。ただ見ればよかった。でもたぶんとびぬけないのは、そこなんじゃないかなと思います。
ほんといい映画なんですよ。
次作に期待しています。まじで頑張ってほしい。


私は見てよかったです。映画館で見れて本当に良かったです。
いい作品を有難うございました。


#映画