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ほろた
クリスマスメルトカウントダウン

まずセンセチアがかわいい。歌姫ってことだけど、センセチアのちょっとつり目なとことか露出があっても健康的なパワーがあってめっちゃがいい。夢へのひたむきさとか負けん気とか、一緒にいるヴィスカナムとの出会いと関係性もいい。二人のコンビが好きだ。お互い雑なようでいて、思いあっている。親子とも友だちでもない。仲間というか同士。
そのヴィスカナムの奔放な性格と深く根付いた恐怖の噛み合わせがいい。自分だけ覚えている悔しさもあったのだろうと思うが、怒りというよりは恐れという気がして、それが技術に邁進させるのは、根本的理由な気がしてよかった。なにかをなんとかしたいから、技術が生まれるのだと思うから。めちゃくちゃな性格のなかにある繊細さがよかった。この世界観で怪物を怖がることが描かれていたのも良かった。
その中できらりと光るゴメイサの純真さがいい。無邪気さって私は鼻につくときがあるんですけど(ひねくれてるから)、今回クローネさんも同行したけど、ゴメイサ以外の三人も純粋に何か夢に向かってるひとたちだから、この中で、みんなに(というか世界に)向けた純真さを持ってるゴメイサが、浮かずかといって持ち上げられず、バランスよくすっと通って光っていたのがよかった。ゴメイサだって、クリスマスへの思いは自分が助けられたというエゴがある。そして居合わせたヒーローみんなにそれぞれエゴがある。
とにかく読んでいてバランスがいいなーと思った。キャラバランスの組み合わせがいい。最高のメンツ。情熱と夢と無邪気さと知識と技術。それらがクリスマスを救う。情熱だけでもだめで、技術だけでもだめだ。四人のヒーローがいたから救えたクリスマスで、それはすごくロマンティックだったし、ヒューマニズムな気がした。
ラストバトルを応援してくれる現地の人や、最後の鍵を握るセンセチアが、あなたがいたから戦えるとオペレーター(ユーザーキャラ)にちゃんと目配せしてくれるのがかなり嬉しかった。戦いの場にいることと、いる意味を与えてくれた。案外そういう目配せが嫌みにならない、過度にならない、シナリオは珍しい。すごくどこまでもちょうどいいバランスで物語を楽しませてくれる。とても好きな話だ。
さらに嬉しかったのは去年のクリスマスイベントも世襲してくれていたこと。去年のクリスマスの頑張りを肯定してくれて、なおかつそれがヴィスカナムの父親が志していた科学(発明)の意味だと思った。
謎はまだまだ残されているし、本懐は遂げられていない。が、このひとつの出会いとみんながなし得てくれたことは最高のクリスマスプレゼントだった。
惜しむらくはイベント開催時期が年明けに股がっていたことだが、まあそれは仕方ない。
イベントといえばキャラエピローグだったが、これはゴメイサが予想外に裏切ってくれてとてもよかったね、、、というかみんなよくて、エピローグまでも最高だったのでにっこりしてしまった。とても満足感があった!
あとはクローネさんの新衣装待ってます!!!!!!!! 素敵なクリスマスをありがとうございました!

#ラブヒロ