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ほろた
2023-01-29


断捨離を繰り返してきた、というか何かある度に捨ててきたと言う方が正しい。迂闊で愚かで軽率なので、よく問題が発生してその度にモノを投げ捨ててきた。今回もそうだった。最後であってほしいがまたなにかあるだろうとは思う、人は学ぶ生き物だが繰り返す生き物であるので。自分が一番自分のことを分からず、他者を自分の鏡のように扱ってきたのがすべての原因で、今はノートを書いて自分を見つめ直している、自分の欲求にうまく気づけない。元々プライドの高くてそれを変にねじ曲げて卑屈になったから、大分こじらせているが、結構今の自分は好きだ。あまり、寄っかかってないと感じる。普通の人ならこれを恋愛とかでやってきたが、オタクなので作品とコミュニティでやってきた。何度目かの失恋なので誇るべきではある。後どのくらい失恋するかはわからないが、人生そんなものかもしれない。

やることはあるが、放り出して電車に乗っている。明後日、誕生日だ。予定はドコモの契約の見直しだけである。何をしようかなと考えている。

今からいい一日になればいいなと思う。
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ほろた
アンゼロがサ終した話

ソシャゲで半年という期間はほぼデバッグのようなものじゃないのだろうか、いやそんなことはもちろんないのだけど一年待たずして店仕舞いとは衝撃だった。
運営のコリーと言えば私は前にオンエアをプレイしたがガチャが渋すぎたのとストーリーの主人公のキャラがぶれたので撤退し、続いてまほやくをプレイしたが、公式で推奨される組み合わせについていけておらず、ここでしがみつくの難だよなと思ってほぼプレイを止めている。
そんなわけで何が言いたいのかというと、アンゼロリリース当初、コリーの作ったソシャゲという時点で自分のなかではかなり信用がなかった。
あれやこれやと難をつけ、またどうせ裏切られるのなら、嫌いになってしまおうと面倒くさい恋人のような心構えでプレイし、やっぱり難を見つけてはそら見たことか!とあてつけのように愚痴を言いながら一旦アンインストールした。
で、ハマった。
アンゼロは実際難があった。恋愛ストーリーがメインだというのに対象相手全員の個別ルートが読めるわけではなかったし、石の配布が渋ければガチャも渋いし、アイテムも落ちにくい。イベントは課金必須だし、本編も粗がないわけではない。探偵もの、裏社会もの、として舞台が整えられてるわりには、迫力はなく、完全ミステリーというほどのものではなかった。
女性向けとされるゲームは、男性客層に向けられるゲームと比べて結構作りが甘い。客層の規模が違うのだから当然ではあるのだが、それは結構がっかりさせられる話だ。
ではどこがよかったのか。
これは個人の感想なのだが、最近の女性向けゲームは基本的には男キャラ同士の組み合わせを眺める類いのものが多い。私は男同士の関係の話や二次創作をするが、基本的にはソシャゲで提供される男同士の組み合わせにあんまりツボがはまらないという個人的な好みがある(例外の作品もあるが)上に、ユーザーキャラと推しの組み合わせを好むのである。
そう、アンゼロはめちゃくちゃその好みに合致していた。だってそもそも、一生の恋をしようという、恋愛物語なのだ。
私がアンゼロに舞い戻ったのは推しのブライダルイベントが開催されたからだ。イベストを読んで気づいたのだ。

この作品ラブコメだ。

最初からアンゼロは恋のはなしだと言っているにも関わらず、まじで信用しておりませんでしたが、まじでラブコメだったことに衝撃を受けた。上記のような女性向けソシャゲ風潮がある最中で、このゲーム、男女ラブコメガチでやろうとしている………………………………………………
マンスリーパスを購入し、アンゼロにハマる日々が始まったのである。もちろん欠点のあるゲームにたいしてラブコメ無罪というわけではない、いや本当はラブコメ無罪なところはある。あるんだよ。
私は最初探偵ものミステリーものとして、アンゼロを受け取り読んでいた。主人公は記憶喪失だったし、だからいろんな事件が起きてその中で主人公の生い立ちを見つけ、自分自身という謎を解いていくのだろうと。だって真実はいつもひとつだから。
だが、アンゼロは最初から違ったのだ。だって言っていた、一生ものの恋って。言ってた。まじで言ってる。アンゼロは探偵ものミステリーを土台にした感情を失った記憶喪失の主人公と出会った相手との一生ものの愛と恋のはなしだったのだ。
こんなドストレートに男女恋愛ラブコメをこの現代にやってくれるだけで、度胸と覚悟が百億点だ。いやーほんと最初から言ってほしかった。
繰り返すが、アンゼロは最初からそう言ってるのである。
冒頭、コリーを信用していないと私は言っていた。こういう風に予断をもつとひとは大事なものを失う。
でも実際キャラの誕生日にサ終の告知をするなよ、とかめちゃくちゃ運営大丈夫かよというヤバさは確実にあり、コリーについては結局判断をしかねる。作品と好みが合致しただけだという可能性もある。ソシャゲ人生、そういうこともある。
私はアンゼロが好きだったし終わらないでほしかった。文句をいっておいて、それが調子のいい現金な発言なのもわかっているがやっぱり好きだった。
だから素直に悲しいし寂しい。同時にやっぱりそんな知らせをキャラの誕生日に発表するな、そういうところだぞおまえ…………………………というこのなんとも言いがたい複雑さもある。こうなって当然だと思ったし、だからこそ踏ん張れなかったものだったのかと思う。一年続いていれば変わっていたのか、でもまほやくがああだからなぁ…………みたいなうろんな感情もあるわけで、今はアンゼロの制作サイドに一旦お疲れさまでしたと言いたい。あなたたちの作ったお話が素敵だったことには変わらない。ずっとその先が見たかったし、きちんとハッピーエンドを迎えてほしかった。本編2.5部が作られたことを感謝しています。
ほんとに有り難う。一時の心の支えでした。


#アンゼロ
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ほろた
コナンゼミストーリーマスターコースが終わった



誤解を招く前に最初に言うがコナンゼミそのものは続いている。
終わったのは、ストーリーマスターコースだ。

まずコナンゼミとはなんぞや?の人に説明を向けると学研と名探偵コナンがコラボしたアニメを見ながら出題される問題を解くというサービスである。これには三つコースがありその内二つは小学生向けのものであったが、ストーリーマスターコースは大人向けの問題が提供されていた。サービス開始当初は赤井くんの映画というのとあり、緋色シリーズが延々と続いた。
これが結構難しかった。問題も勿論そうなのだが、コナンゼミの問題はキャラから出題され、そのキャラによって難易度が違う。特に赤井くんは難しい。問題が、ではない。赤井くんが何を言ってるのかがまじでさっぱりわかんないのである。Aという答えに導こうとしているはずなのに、概念がざっくりしており、てんで方向知らずのXぐらいの台詞で出題してくる。赤井くんのコミュニケーションに一抹の不安を覚え、本編の記憶とキャラとの関係性を振り返るだに衝突するのも誤解されるのも仕方ないと思えてくる。こうなると一週回って、こうやって接することで、赤井くんのキャラクターとしての解像度がぐんと上がり、むしろ大好きになってしまったぐらいである。
それがストーリーマスターコースをはじめたひとたちにとって、いい入り口だったのかは分からない。私は知り合いと一緒に通話しながら解いていたため、おい!!赤井くん!!わかんねえぞ!などとヤジを飛ばせたが、悶々と一人でやるには不条理であったと感じる。コナンゼミはその謎解きの性質上SNSでの問題共有は不向きだし不可だから、尚更だったかもしれない。
赤井くんの不条理ともいえる難コミュニケーションに振り回されたあと、出題者が蘭さんや他のキャラに変わったときの、問題が──わかるぞ!という楽しみかたは一般的でなかったにしろ、コナンゼミストーリーマスターコースはキャラクターというものの解像度が高く、名探偵コナンという作品に理解があったし愛があったから、キャラクターものとしても深く楽しめたのである。
詳しくは言えないがキャラによっては駄洒落だったし、アニメの話の展開によってはラブコメな問題も出題されていた。名探偵コナンのサービスとしてはかなり楽しい部類であったし、価格も良心的だった。続けるのに苦ではないし、アニメもこんな話しあったなと振り返ることができる。
しかしまあウケは悪かったのだろう、アンケートからはじまり、問題の難易度は徐々にグッと下がって、手応えがなくなった。ボイスの追加はあったが、好きなボイスは消え、ガチャも追加されたが、ポイントは金で買えないため、ガチで運次第の勝負だ。ただまあ、ドブッてもチケットが貰えて、それは現実的にアクスタと交換ができる。なんとおみくじ機能がついており、毎週一度だけ引けてこれが結構楽しい、のだが。やっぱりおみくじ結果はSNS共有はできない。
コナンゼミという知名度の低さからして、一部を除いてSNS共有不可というのは、結構難しい話だ。大人たちは学研ということで子供向けのサービスと思ったままだったろうし、最初からはじめたひとは問題の難しさに匙を投げたのかもしれない。そんなこんなで、あっという間にストーリーマスターコースは終わってしまった。最後の出題は緋色シリーズからだった。初志貫徹を感じさせる覚悟の終わりであった。
念のためもう一度書いておくと、ストーリーマスターコースは終わったが、小学生向けのコースふたつは続いている。一応高学年向けのサービスに移動したが、やっぱりストーリーマスターコースが懐かしい。今はただ榎本梓の衣装お着替え応援キャラが追加されるのを待っているばかりだ。

コナンゼミが終わるまで加入し続ける気持ちだが、ファンの方は一度コナンゼミに加入してみるのはどうだろうか。名探偵コナン×なぞとき×家で出来てなおかつアニメもみれるし、キャラから出題して貰え、正解すると誉めてくれる。やっぱりいいサービスだし、楽しい。
願わくば初期赤井くんをファンの方に体験して欲しかったものである。あれはいい、キャラ体験だったと深く思うし、コナンゼミに感謝している。
これからも面白い問題をつくって欲しいものである。がんばってください。

追記:現在はアドバンスコースに加入している。アニメを見る形式そのものではないがどうもスタンスは継承され、結構面白い問題も出る。相変わらず楽しいのでいいサービスだと思います。応援している。

#名探偵コナン
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ほろた
クリスマスメルトカウントダウン

まずセンセチアがかわいい。歌姫ってことだけど、センセチアのちょっとつり目なとことか露出があっても健康的なパワーがあってめっちゃがいい。夢へのひたむきさとか負けん気とか、一緒にいるヴィスカナムとの出会いと関係性もいい。二人のコンビが好きだ。お互い雑なようでいて、思いあっている。親子とも友だちでもない。仲間というか同士。
そのヴィスカナムの奔放な性格と深く根付いた恐怖の噛み合わせがいい。自分だけ覚えている悔しさもあったのだろうと思うが、怒りというよりは恐れという気がして、それが技術に邁進させるのは、根本的理由な気がしてよかった。なにかをなんとかしたいから、技術が生まれるのだと思うから。めちゃくちゃな性格のなかにある繊細さがよかった。この世界観で怪物を怖がることが描かれていたのも良かった。
その中できらりと光るゴメイサの純真さがいい。無邪気さって私は鼻につくときがあるんですけど(ひねくれてるから)、今回クローネさんも同行したけど、ゴメイサ以外の三人も純粋に何か夢に向かってるひとたちだから、この中で、みんなに(というか世界に)向けた純真さを持ってるゴメイサが、浮かずかといって持ち上げられず、バランスよくすっと通って光っていたのがよかった。ゴメイサだって、クリスマスへの思いは自分が助けられたというエゴがある。そして居合わせたヒーローみんなにそれぞれエゴがある。
とにかく読んでいてバランスがいいなーと思った。キャラバランスの組み合わせがいい。最高のメンツ。情熱と夢と無邪気さと知識と技術。それらがクリスマスを救う。情熱だけでもだめで、技術だけでもだめだ。四人のヒーローがいたから救えたクリスマスで、それはすごくロマンティックだったし、ヒューマニズムな気がした。
ラストバトルを応援してくれる現地の人や、最後の鍵を握るセンセチアが、あなたがいたから戦えるとオペレーター(ユーザーキャラ)にちゃんと目配せしてくれるのがかなり嬉しかった。戦いの場にいることと、いる意味を与えてくれた。案外そういう目配せが嫌みにならない、過度にならない、シナリオは珍しい。すごくどこまでもちょうどいいバランスで物語を楽しませてくれる。とても好きな話だ。
さらに嬉しかったのは去年のクリスマスイベントも世襲してくれていたこと。去年のクリスマスの頑張りを肯定してくれて、なおかつそれがヴィスカナムの父親が志していた科学(発明)の意味だと思った。
謎はまだまだ残されているし、本懐は遂げられていない。が、このひとつの出会いとみんながなし得てくれたことは最高のクリスマスプレゼントだった。
惜しむらくはイベント開催時期が年明けに股がっていたことだが、まあそれは仕方ない。
イベントといえばキャラエピローグだったが、これはゴメイサが予想外に裏切ってくれてとてもよかったね、、、というかみんなよくて、エピローグまでも最高だったのでにっこりしてしまった。とても満足感があった!
あとはクローネさんの新衣装待ってます!!!!!!!! 素敵なクリスマスをありがとうございました!

#ラブヒロ