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オタクの雑記

日記だったり語ってみたり

2023-08-18


一日の半分くらい課金してえ……と揺れていましたが、ハイパーインフレーションが面白すぎてやられる。最高。
全人類読もう!!!!!!!!!!!!!!!めちゃくちゃ面白かった。こんな最高の漫画あっていいんだ?ってなった。
スパイダーマンバースの新作見たときぐらいの衝撃だった。有難う、つつるちゃん、大感謝でございます。
接客無双も読む予定です~。夏休み色々やろうとおもってたけど、何も出来てないけど、
ハイパーインフレーション読んだら人生にプラス(チャリンチャリンチャリン)なので、問題なくなった。
最高しかないです。浴びたぜ、エンタメってやつを………!!!!!!!!!!!

漫画ちまちま描いてたけど、用事があるのでまた一旦帰ってきてからやります。
明日からは線の修正と色塗りかな~というのはあるけど、そろそろ勉強したいのでそれもやろうかなと思ってます。
本読みたい。まあ月曜日から仕事なので、うーん、まあどうにかなるかなあというかんじですが、試みはしていこうかなと。
一週間、なんかだらだらしてましたね。課金しちゃう人類に向けた、実験段階中の課金しないぜ対策を書こうかなと思います。自分が今後しちゃうしちゃわないかは置いといて、(そしてある種の依存症と思ってますが)、こういうことやってるよというのは、まとめていこうかなと思っていて、読み返したときに自分頑張ってるなってなったらいいなと思う。

土日の間に、こういうゆるいセルフカードリーディングやってるよみたいな音声雑談を、リーディングしながらこちらも試しにまとめてみようかなと思います。オタクトークじゃないので、ユーチューブにまとめてもいいのかなと思いますが、手元を写さないので、映像なしのため、どんなもんかなと思います。そういうのを、ラジオアプリで配信してもいいのかもしれないですね。上記の課金の話もまあいいのですがこっちはテキスト向きかなと思う。(需要はあるなしの問題ではないので、こういうことはやっていくものです)


出かける前に汗臭いので身なりを整えるのを忘れてた。準備していってきまーす。

日記

2023-08-14


台風の影響もあるのかなーと思いつつ、なんとなく気分が沈んでいて、創作も疲れたな―というかんじがある。
課金したみがやべえ~のを、音楽で脳を殴ってなんとかしています、激やばのときにポケモンマスターがテレビから流れてきたの・マジ感謝。
世界は田の無課金を応援している(と思う)

うまくいってるひとを見るとやっぱ嫉妬にかられちゃうなーという気がするし、また別のいらいらもあって、うちは父方の祖父母の仏壇があるんですが、お供えものを送ってこない父親の兄弟に結構引いてます。祖父母のこと、好きじゃなかったけど、兄弟が来るときの祖父母の張り切りとか見てたから、もうちょい報われれば良かったのになと思ってめちゃくちゃいらいらしてたんですけど、でもまあ他人に期待すること自体が間違いで、仏壇がさみしいなら、自分が何か供えてやろうと盆の終わりに思い立ったが台風きてるので、過ぎ去ったらお菓子の詰め合わせでも買って供えようかなと思います。

で、まあ、なんとなく常に自分のどん詰まりを感じているため、前向きな人うらやまし~と思うものの、プレゼントで貰ったディオール♡って写真載せてる人見ると付き合いにお金かかりそうで嫌だなと思うぐらいに卑屈です、わたしなんかめっちゃいい梨もらったもんね!(?)毎年くれるので毎年同じものを(所望されるので)返していますがこの方とは中学三年生ぐらいからのインターネットの付き合いで、年一でお中元を贈りあう関係がずっと続いていますがとくに普段喋ったりはしてないのでなにしてるのかもよくわかりません(お互い息災なことだけわかる)。わりとツイッターではなく別ツールで連絡するとうまくいく、みたいな関係があると思います。ツイッターで知り合ったからといって、ツイッターで交流しないといけないわけじゃないしな、と思う。

結構アンダーグラウンドな街にゆき、人々の生活の結構限界な匂いをかんじて、私はすっと落ち込んじゃったんですが、連れのひとはアクティブ元気で、こういうひとが人を救っていくんだろうなと思いました。切実なコミュニティにふみはいれないかもなーと思うし、同時に、むしろそこに行ってみるべきなのだろうか……?という葛藤がちょっとあるんですけど、自分の土台が揺れてるから、今じゃないかもなと思います。また歳を取ったら変わるかもなあと思います。自分の街の、なんか、生きてることを、感じて、これが土地ってやつか……という実感をしました。海外に行く必要ないな、ってわりと思ってるんですけど、でもまあ、知ってたら世界は広がるかもなとおもうけど、同時にめちゃくちゃ傲慢だよなと思います、自分の深みをもつためにその土地でいくってのは。どうかな。自分は結構薄情かもなと思ったし、まだメンタルの割り切りはできないかもなと思うので、やはり今後自分がどう歳をとるかかな、と思う。生きていかねば。

人と人、それに引き目を感じている自分にイライラしてるのかもしれないと思う、それこそ傲慢やんけ、という次第で。
こういう時に課金するとやっぱ死にたくなるからね、さくっと眠剤飲んで寝ようかなとおもいます。飲まなくても寝れそうなんですが、夜中追い詰められたら飲もう。

生身の人間、思ったより生身でめちゃこわいし、多分、十年後の日本ってもうほんとがらっと変わってゆくんでしょうね。今更なんですが。ほんと、どうなるのかな。

日記,雑記

2023-08-12


昨日はまほやくコラボの英国風HUBにいき、うまい飯と酒と楽しい接客を味わい、食べてみたかったビリヤニカレーを食べ、好きなイラストレーターさんの展示を二つ見て、最後に朗読劇を見たので、かなり楽しかったです。日記。

HUB、いい場所だったなー。コラボの飯とかドリンクって基本そんなに、なんですけど、というか悪口なんですけど、かつて弱ペダでコラボしてた京都タワーのホテルのカレーが冷めてるわごはん固くてかぴかぴしてるわで、残飯食わされてんのか?みたいなかんじでいまだ記憶に残ってるんですが、今回店員さんがキャラ把握して、楽しくささてくれる上に熱々の料理とうまい酒を飲ませてくれるHUBはめちゃ~最高でした!また今後も好きな作品とコラボしてほしいし、外で飲みたいときはHUBに行きたいなあと思いました。

お盆だし人混みがすごいかなーと思ってたんですが、ちょっと前のコロナ自粛明のゴールデンウィークよりはマシだったんで、よかったです。
今日は再び仕事だし、明日はなんか結構大変なお手伝いをすることになろうというかんじなので、ほどほどにやろうかなと思います。

絵について最近世間にたいしてやや反発心がでているのですが、段階を踏んで丁寧に描くことを目標に今はやっていきたいです。手を抜くところはぬきたいです。今はまだ、最高に頑張ったやれるだけやった創作みたいなのは、ない気がしています、が、それをやると燃え尽きて終わるしで、自分の強みはほどほどに力が抜けているところだと思うので、無理のない範囲でやっていこうかなと思ってます。

伸びしろしかない。

日記

2023-08-09


Bluetoothのキーボードで打ってみている。睡眠導入剤をはじめて飲み八時間ほどぐっすり眠った。ゆったりとした気分になったものの、なんか落ち着かず、改めてノートと向き合った。自分のこれまでの人生でいやだったことを振り返った。そうしたら、これからいい選択ができるのではないかと思った。

まずわたしは人見知りで臆病だから、学校が嫌いだった。最初から馴染めなかったし、学級崩壊していたし、なにもおもしろいことはなかった。高校卒業するまでずっと退屈で人間は嫌いだったし、なんの学びもなかったし、ストレスで家族関係は最悪だった。十代、一番きつかった頃だ。部屋も二人部屋で落ち着けなかったし、友達はほとんどいなかったし、信頼できるおとなもいないし、やりたいこともなかった。生きてる意味が見いだせなかったし、よく死にたかった。

今の自分に至るまで、二転三転している。二世代住宅で祖父母とくらしていたから、祖父母が死んだとき、はじめて解放感を覚えた。親しみよりも重荷だった。それを親戚は味わっていない。全部こちらに任せた。彼らを頼ることもないし、彼らを好きになることもないだろう。祖父母が亡くなったのは数年前だ。一緒にくらしはじめてからずっと苦痛だったのと気づいた。今は年を重ねてきたから、まあああいうことか?と思うものの、やはり祖父母は好きになれないと思う。一人二人と、家から人がいなくなり、一人の空間を得て、やっと落ち着けるようになってきた。過干渉の母親も、主体性のない父親も、一緒にくらしたり、仕事しなければならないこともあり、相変わらず、いやだなと思う面もあれば、もういいかと流すこともできる。時々嫌になっては浪費しているものの、コロナ禍が落ち着いて、外に出られるようになったので、いくぶんマシになった。学校は苦痛だったし、どこにもいけない十代は苦痛だった。あまり人が好きではなかったが、ぼっちになることが恐怖だった。見栄っ張りなのだろう。それれで人好きになるように振るまい、いろんな趣味やらなんやらしてきたが、オタクとはあまり馴染まなかったし、今思うと大体みんな嫌いだった。嫌いだったのに、好かれようとしていたし、一緒にすごせてした。嫌いだったし、一緒にいて楽しいわけじゃなかった。無理をしていたから、ストレスが溜まり、最終的に爆発した。好きでもないから、人として扱えなかったのだ。自業自得であった。

結局拒絶された苦しみより、自分はこんなに我慢してよくしてやったのに!という怒りと恥のほうがでかかったと思う。向こうにも悪かったが、今は結構よい出来事だったなと思うようになった。

一人でほぼ行動するようになって、かなり楽だし、楽しいことがたくさんある。今付き合いがあるひとたちは、一緒にいて楽しいし、好きだ。

自分で望んだにもかかわらず、嫌いな人たちと付き合ってきたってまじで草である。なにやってきたんだろと思う、でも気づけなかったのだ。ずっとね。

これ嫌だったんだなってたくさん振り返った。わたしもいろんな人に迷惑をかけ苦労をかけてきたのだろうあるいは傷つけてきたのだ、でもそれって正直知ったこっちゃないな、と思った。

自分にとって最良は今じゃないかなと思う。そうやってやっていくのだ。
少しずつ距離をおけるし、断れるようになってきた。

思ったんですよ、楽しいことって全然覚えてないなって。だから、ずっと今まで楽しくなかったんだろうなと思うし、あるいは楽しいことって今しか覚えられないなら、今、楽しいことやっていくしかないなって。

頑張っていきましょい。

日記

2023-08-07


既に大分眠い。日曜の夕方にもはや眠くて眠くて仮眠しようと思ったら、ちゃんと寝ろと言われ、のろのろ風呂に入りながらなんのかんので十時になり、いつものように寝ましたが一時前に目が覚めてそこからうーんうーんと寝たり起きたりしていたので、どうにも調子が悪く、機嫌も悪いです。機嫌が悪いのがどうにかわかっているので、なんとかしようとするものの、機嫌が悪いと言う事実が横たわるのみである。

Twitterをちょっと休み。土日復活して、来週からもTwitterを夏休みするんですが。フォローされるのも断っているので特にアカウントの用途としては日常の呟きですが、それでもやっぱりクるものがあったりして、要は自分に振り回されてしまう、みたいな話です。

統合失調症のひとの話を聞いていて、もしかしてこれは自分の特性と思っていたが、ひょっとして病気の症状なのだろうか?と思うものの、区別していくと、普通ってなに?に落ち着いてしまう、あくまでも正常な人間のみ社会に必要なら大部分の人間はすでに壊れてる気もするわけで。まあそんな広い話じゃなくて、他所なりともみんな何かあるだろうなと思っているのですが、もしかしたら相談してみるといいのかなと思うのと、しかしまあ、何が今さら困ってるんだ?と思うと結局うまく眠れないということになってしまう。睡眠導入剤はまだ使えてないので、一度試してみようと思うものの、次の日眠かったらきついんだよなというのがあって、休み前に試してみたいですが、休み前ってそんな早く寝たくないじゃないですか!ていうので、堂々巡りという顛末。はよせい。

正直あんまり統合失調症がどういう病気なのか、10年経ってもわかりません。それなりに中堅どころと思うんですが、ちゃんと調べたことがなくて、自分が今どの期に入ってるのかともようわからん仕舞いなので、今週はちょっと病気のことを調べてみようかなと言うかんじです。
今週の目標はこれでいこかな。

ゆるゆるやってこー~明日は仕事帰りにスーパー銭湯よる予定ですヤッター

日記

感想まとめ


・谷ノ上明美ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」 作品公式サイト

演者をモデルにした主人公が祖母の戦争体験をもとに「戦争」を体験していく一人芝居。演出と芝居、特に声の出し方が良く、見飽きさせなくてあっという間に終わってしまった。戦争反対、反戦のものではあるんだけど、色んな人生があるなあと思った。

NHKのドキュメンタリー的に、終戦よりちょい前からは上層部ではその意向が決まっていたらしかったから猶更権力ってのは嫌だなと思ったし、始めると止まれないのはなんでだろう。別のドキュメンタリーでは、洞窟?で自決する人たちに対して「もういいんだよ、大丈夫だよ」と声かけてまわっていた沖縄の離島の人が終戦したにもかかわらず日本軍がスパイ容疑で一家もろもと殺したという話も聞き、終戦の後にも長い間ずっと沖縄は戦時中であったのだろうとも思うし、現在進行形でアメリカ軍の基地があるからまだまだ終わってないんだなとも思う。
沖縄に、行けないんだよね。観光でも。勇気が出なくて。

劇としても素晴らしかったし、メッセージも胸に詰まった。機会があればぜひ見てください。


・キングダム 運命の炎

上記のあとに見る映画じゃないのだが、逆に見てみるとなんかあるのかもなと思ったが、やはり「将同士」の戦いということで、「生きてる人間の兵士」の命をカウントさせない概念が、邪悪すぎるなと思ったが、エンタメとしてこうなるのもやむえなく、一部の人たちのいう「戦争」の概念ってこの視点であって、殺される雑兵や一般人の概念ではないのだろうなあと思う。
映画としても出来がいまいちで、キャストが豪華で、次の四作目に向けての布石でしかないので、単体で見るとわりとつまらない三部作目になっていた。こちらがそれでも見るだろうと思ってるのかもしれないけど、もうちょっとちゃんと「売れ続ける」こと、「単体で見て面白いこと」を目標として作ってほしかった。慢心なのか油断なのか甘えなのか。これがどう響くかなーってかんじ。


・国立国際美術館「ホーム・スイート・ホーム」「コレクション1 80/90/00」

「ホーム・スイート・ホーム」の作品自体がどれも「空間的」でそれがまさにホームを示しているのかなと思った。空間の演出が良かった。竹村京さんとアンドロ・ウェクアさんの作品が好きでしたね。この二人の作品でも見に行けてよかったかな。元やくざと牧師と女の子の映像作品は、なーんかちょっとなーってかんじでしたね。キリスト教をしたいのはわかるけど、なんかもういいかなって見なかったんで、どういうメッセージかはわからないけどね。これを最後に持ってくるのは蛇足的かなってかんじでした。誰の作品かはわからないけど、空間いっぱいに段ボールがあってそれがちいさく窓みたいな穴が無数に開いてて、鳥の声が聞こえてくる、みたいなのはすごくよかったです。先に挙げた竹村さんのは修復と日常、刺繍で表現しているかんじで、ストレートにきれいだったのと、この空間がまじ白いんですけど、そのあとに続くアンドロさんのがね、真っ暗な空間でクマと男の子?がいるんですけど、クマから見える男の後頭部に金属板が貼ってあったのが、なんか好きでしたね。クマの顏が自分で見えるかんじが。そこに窓というか扉があるのがね、なんかよかったですね(語彙がない)

そんでコレクション1、なんですけど、キャッチーでポップでザカルチャーってかんじでよかったんですけど、最後らへんに西洋美術をタイだかの村人が見る写真と映像は、批判的な構造もあると思うんですけど、今の時代的にめちゃくちゃ危うい展示だなと思った。言わんとすることはわかるんですけど、やるもんじゃないかなってかんじです。ただ、そのあとの映像作品はおもしろくてよかったです。

国立国際美術館は、値段が手頃なのが最高と思っているし、空間が広いのがとにかくいいですね。贅沢な感じ。一つの作品をのびのびと展開して余白がある、作品の余韻があってせせこましくない、そういうところがかなり好きです。良かったです



#映画
#観劇
#展示会

感想

2023-08-06



亡くなった祖父は広島で原爆に合った。少し前までは話さなかったが昔のことばかり繰り返して話すようになると、原爆に合った当時のことを繰り返し話すようになった。正直うんざりしていたし、外面ばかりのいいかっこつけの祖父のことを、あまり好きではなかったから聞き流していたものの、どこかに書いたほうがいい気がして書くことにする。

祖父は兵隊さんだった、宿舎の見張りを夜通し行い、朝ごろ他の兵隊に交代し、部屋に戻ったところでものすごい音がして建物全体が揺れた。敵襲かと表に出ると世界は一変しており、いろんなものが壊れ煙が上がっていたらしい。幸い祖父に怪我がなかったのは、宿舎の建物がかなり丈夫なものだったらしく、すぐに上官に呼ばれ、門に立ったらしい。交代直後のあの兵隊さんには可哀想なことをした、亡くなってしまっただろうと悔やむような顔をしていたのを覚えている。

皮膚のただれた、顔の皮がずるりと向けたひとたちが、祖父に向かって、兵隊さん水をください、水をくださいと呼び掛けるもののの、祖父はすまんなあ、ないんよ、と応じていたと言っていた。

川の水は?と聞くと人の脂や血で飲めたもんじゃなく、ましてや仮に飲んでもすぐ死ぬだろうと言っていた。そういう人ばかりが溢れ、すぐにグラウンドには死体ばかりが詰み上がっていったと言っていた。祖父はそういう話を飯の時にもよく話していたが、その時はボケてんなあと思っていたので根掘り葉掘り聞いたりはしなかったので今はそれを後悔しているものの、やはり祖父が生きていてもこのくそジジイが!という憎しみがあるため、聞かなかったことだろう。

一度わたしが病気をしていたときにひどく苦しい思いをしたので、藁にすがるような思いで、祖父に、じいちゃんは戦争のときのこと、どう忘れた?いやな思い出は忘れられる?と聞いたことがあった。祖父は苦い顔をして、忘れられんよ、と答えた。私はああ、ろくでもないことを聞いたなあと思って、そうか、とすぐに話を変えたことを覚えている。

祖父が広島で原爆にあったことは、結構当然なことだった、どう生き延びたのか、どんなに惨い経験だったのか、どこかで学ぶまではぼんやりしており、それをあの祖父が生き延びていたのかという驚きはいつでも新鮮にあり、しかし今ここに私がいることまでぼんやりとしている。

祖父の兄はひどく優秀な人で、すぐに軍事学校に入り、出世した。祖父の自慢の兄で、祖父の母親の自慢の息子だった。祖父も、その道に行こうとしていたらしいかった。だが、その自慢の兄は戦地ですぐに死んだらしい。そのことにショックを受けた祖父の母親は、祖父を軍事学校には進ませなかったと聞く。そのことも、祖父の命運を分けたのだろうし、やはり今の自分に繋がる。

戦争は望む大人がやるものばかりではなく、結局誰も彼も駆り出されて、弱いものから殺されて行く。昨晩、反戦の劇を見た。そして、祖父のことを思い出した。

私は最後には祖父からの電話を着信拒否し、電話にもでなかった。
それほど、憎かったのか。いや、ただ、煩わしかっただけなのだ。

人は死んでゆく。
8月6日。
たくさんの人が死んだ日だ。

雑記